意識の問題
人がある程度の行動をするには
周囲の物事をしっかり把握して
それとの関連を保ちながら、自分が何をしているのか
ということを理解していなければならないのだが
以前テレビで警察に
「人によって酔っ払い度は違うのだから飲みすぎといわれる
のは筋違いだ」
などと言い放つ男性を見たことがある
たしかにその意見もわかるが
他人に飲みすぎといわれるほどなのだから
飲みすぎと、おとなしく認めるべきだ。。。
よく言われる
意識がもうろうとしてきた・いる
という状態はある程度まとまった行動が取れる状態の場合もあるが
周囲の状況をわきまえないような状態である。
そして、始まりと終わりがはっきりしている。(一瞬でわれに返る)
人によって違うというが
やはり区分や判別方法がある
明識困難状態
刺激が無くても覚醒している状態
だいたい意識清明だが、いまひとつはっきりしない
時・人・場所がわからない
自分の名前・生年月日がいえない
傾眠
刺激すると覚醒するが刺激がなくなると眠る
普通の呼びかけで開眼
昏眠
大きい声・揺さぶりで開眼
痛み刺激を加えつつ呼びかけを繰り返すとかろうじて開眼
昏睡
刺激しても覚醒しない
痛みに対して払いのけるような動作
痛みに少し手足を動かしたり顔をしかめる
痛み刺激に反応しない
このように
区別があることを把握しながら
例えば
飲み会で薀蓄がてら話たり
飲みすぎの人の
状態把握をしてみるのも、楽しいかも知れない
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