2016/05/24

UVERworldの「体温」の歌詞にあるフレーズを心理学的に見ると・・・【拡大思考】

「現実なんかより、夢を食べて生きる僕と、理想どうりじゃないと生きられない君じゃ、悲しい程にずれていった価値観」






これはUVERworldの体温という歌詞の一部なのですが、この歌詞は理想主義の男性と、現実主義の女性という視点で書かれている歌詞なのですが、実は心理学の研究でも、男性は理想主義、女性は現実主義という事が、実証されています。




カナダの心理学者、ロジャー・ビューラーが複数の学生に行った実験があります。
提出期限を決めず、共通のテーマでレポートを書かせ、学生たちに「君たちはこのレポートをいつまでに提出できますか」と聞きました。




学生の平均は「34日間」でしたが、実際は提出期限はオーバーしてしまい、実際にどれ程の日にちを要したか、平均を取ると、「56日」もかかったのです。




しかし男性よりも女性の方が、目標乖離が少なく、比較的現実的な目標を定めていたのです。


ではなぜこのような違いが生まれるのか。




前回男性脳、女性脳について記述しましたが、男性脳の人は、理想を追い求めてしまう傾向が強いのです。




よく「将来俺ビッグになるから」なんて言っている男性近くにいませんか?
何を持ってビッグなのか。ビッグ一つ取っても、体が大きくなるビッグなのか、スター的なビッグなのか様々あります。この場合は、スター的要素のあるビッグだと思いますが(笑)


つまり計画はないけれど、理想を追い求めている人が多いのです。




逆に女性脳の場合は、「拡大思考」という特性を持ちます。


女性が怒る時、「あの時もそうだった」「前もそう言って治らなかった」など、今起こっていることで、男性に怒っていても、過去の事を持ち出すケースが多いですよね。
これが「拡大思考」です。




それに対して男性脳は、今起こっていること一点に集中する性質を持つので、女性に過去の事を持ち出されても理解出来ないのです。




この考え方の違いが、理想的か、現実的か、の違いに関わってきます。




男性脳は今現在のことについて考えるのは得意ですが、「拡大思考」の特性を持っていない為、
未来のことまで拡大して考えるのが苦手です。
苦手であるが故に、目標ではなく「こうなればいいな」「自分はこうなりたい」という願望になるのです。




女性脳は「拡大思考」の特製があるので、過去が今に繋がっていて、今の連続が未来になるという考え方が出来るため、未来の事に対して、今何をしなければいけないかを割りと、現実的に考えることが出来るのです。




今回は、UVERworldというバンドの歌詞の1フレーズから、ここまで心理学的に書いて来ましたが、日常生活でも、心理学の研究を用いて、心理学的に説明できるシチュエーションなんかもあるので、注意して観察するのも面白いと思います。






私の記事はしばらくは、Daigoさんの「男女脳戦略」で読んだことを私なりに書いていきます。





































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