2016/07/15

エイリアンと「カプグラ!!」心理学

あなた!
宇宙人を見たことがありますか???
または、自分意外がもしかしたら
全員宇宙人とかロボットだったりして。。。
なんて思ったことはありませんか????













まず見るということについて

見るということは

ただ単に「見る!」だけで
とそこに何があるのかわかりますか?

例えばそこに在るものについての記憶が無ければ
それが何なのかわかりませんよね

極論

そこに在るものを認識できないということです

今回は見ることと。。。。

「顔」の認識について


※(宇宙人について後述してます)

詳しく書くと
色々と派生しまして10年後に書き終わることに
なる・・・・・
訳は無いですがそれほどまでに
深いことですので

さわり程度でご容赦ください・・・・

二つの視覚処理

「顕在処理」と「潜在処理」

通常見えるものを認識するには

視覚野+記憶された視覚的情報(これは~だ)
=適合→認識

という流れなのですが
そのときの
視覚処理に

・顕在処理→自覚意識→あっ牛だ!
・潜在処理→意識できない→
 しかし、行動、判断に影響される(プライミングなど)

この二つの処理があるのですが
顕在処理を行う部分(紡錘状回)に異常をきたすと

失認

という状態になります

見えてはいるがそれが何なのかわからない

「統覚性失認」
模写できないなど

「連合性失認」
模写できるが何かわからないなど

また

相貌失認

という状態もあります

この相貌失認は
顕在処理が出来ないため
人の顔を見ても誰なのか判断できなくなってしまいます

しかし相貌失認は潜在処理を行えるので
本人が知らないと答えても
潜在的に知っている人の顔を見ると
心拍が早くなったりと生理反応が起こる
ことも知られています。。

脳の情動を感じ取る部分(右半球)が
働かなくなると

例えば
自分の父親をみて
この人は父親だが実際は中身が
エイリアン(違う誰かの場合もある)である
という報告をするようになります

感情が父親を見ても働かないために
その葛藤を無理やりに脳内で解決するために起きる

これはカプグラ妄想と呼ばれる症状である

人間以外にも自分の所有物が
全て別のものにすりかえられたと感じる
という報告もある。

見て判断する
たったそれだけのことにも
脳のたくさんの部分が動いているのです

カプグラ妄想は
昔は珍しい症例とされていましたが
今はさほど珍しい症状ではなくなっています

もし身の回りに
エイリアンを根強く信じている人が居れば、、、、、、

ではこの辺で





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