2016/07/15
㈱株式続
前回お話しした、株式について第2弾です。
前回→㈱株式
で記事の続きです。
取引単位
株式には銘柄という企業別の株がありますが、基本的に1単元ごとの取引になります。
一般的には1000株や100株といった単元の企業が存在します。
1単元に満たない株式を単元未満株といい、議決権などの一部の権利が
みとめられていません。一般的には発行企業に買収請求して資金化しますが、
ネット証券のなかには単元未満株の売買もできるところがあります。
たとえば売買単位が1000株の会社の株価が500円の場合は、
50万円の資金が必要になります。(その他売買手数料などがかかる)
ただ、株式累積投資や株式ミニ投資などをつかえば、少額でも株式投資できます。
ここで株式累積投資と株式ミニ投資について説明します。
株式累積投資(るいとう)
単元未満の株数でも毎月一定金額の投資で、定期的に株式を購入できるもの。
毎月、一定の日に投資家があらかじめ定めた金額(1銘柄につき月々1万円から)
を証券会社に払込み、証券会社が株式を買い付けていきます。
・払込金額→1銘柄につき、毎月1万円以上100万円未満の金額
・対象銘柄→証券会社の選定した銘柄(証券会社によって異なる)の中から
自由に選べる
・株式の買い付け→買い付けの申し込みはいつでもできる。あらかじめ決められた
注文執行日に行われる指値注文はできない
・株式の売却→売却申し込みは原則としていつでもできる。申し込みの翌営業日の
始値で売却されることが一般的
・株主の権利→株式名義人は取り扱い証券会社の株式累積投資共同買い付け口名義
となるが、株式分割・配当金は株式の持分に応じて配分される
・通常取引への移行→株式累積投資によって定期的に買い足した結果、株式数が
1売買単位の株数に達した場合は申し出の有無にかかわらず
顧客の名義になり、通常取引の株式と同じ扱いになる
株式ミニ投資(ミニ株)
通常1単元の取引単位の10分の1で株式取引ができるもの。
単元が1株単位の銘柄は投資できない。
・取引単位→通常の売買単位の10分の1を単位としてその整数倍で
10分の9まで取引可能
・対象銘柄→証券会社の選定した銘柄(証券会社によって異なる)の中から選ぶ
・売買注文→いつでもできる。ただし注文の執行は、売買注文日の翌営業日に行われる
指値注文はできない
・株主の権利→株式名義人は取り扱い証券会社の株式ミニ投資口名義になるが、
株式分配・配当金は、株式の持分に応じて配分される
・通常取引への移行→買い足した結果、株式数が1売買単位の株数に達した時は
申し出の有無にかかわらず投資家の名義になり、通常取引
の株式と同じ扱いになる。
簡単ではありましたが、株式について説明させていただきました。
このほかにもたくさん書くことがありますが、ここでは書ききれないので
機会があればまた書きたいと思います。
株式の知識は絶対に持っておいたほうがいいと思います。
株を持っているだけで配当や株主優待、また売買益などで得をするので
ぜひ興味のある方は始めてみてはいかがでしょうか。
ただリスクもあるので、自己責任で行いましょう。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿