療法

心理カウンセリング
は相手の心を読み解く



のではありません。

さらには
カウンセリングに、関して
過剰に期待したり、忠告や助言を求めてくるひとも多いが
そんなものは、人生相談にでも行っ出た方が早い

カウンセラーは人の心と触れ合う
その危険性を知っているから、そう簡単には
口出ししない

また、精神分析と混同して使う
精神科医もいるが、

カウンセリングは意識に登っている表層
に近い部分の自己理解を目標としている
援助関係であり、
人格やら行動やら、根本的な変化や症状を
除去することを目的とした精神療法とは別だ

カウンセリングの基本は
傾聴にある

相手の目標の達成を援助するのだ
そのために傾聴し、相手の考え方を受容する

そして相手自身が
自分自身で未来を見出して
決定していけるようにするのだ

精神療法では

患者本人や家族の参加も必要とする
そして、これはカウセリングでも
重要なことだが

ラポールを築くことが重要である
ラポールとは
患者本人、家族からの話を詳細にきき、
支持的に接して信頼関係を築くことだ

これ無しでは
例えば、患者が自閉していたとしても
不都合に思っていなければ対処のしようがない
また、母親に育て方が悪いと指摘したくても
信頼関係がなければ、まず受信しなくなる

ラポールが完成して初めて
その後に薬物の治療や副作用を主とした
話し合いも可能である

また薬物療法の場合は
本人、家族を含めて
インフォームドコンセントは
きちんと行わなければならない

精神療法と心理療法の
それぞれの立場をザックリ紹介しました

カウセラーと謳う
心理学の本を読み込んだ
程度のエセカウセラー
には気をつけましょう