統合失調症
は発症が思春期から、30歳までが70~80%である(平均22歳)
統合失調症の症状には
陽性のものと陰性のものがある
陽性のものは疾病より早くみられる
また陰性よりも後期である
抗精神病薬の効果は陰性より陽性に対して大きい
陰性症状は恒続的に続き、統合失調症の基本的な症状
陽性症状
幻覚、妄想、滅裂な会話、奇異な行動
陰性症状
思考の貧困、感情の鈍麻、意欲の欠如
などがある
統合失調症と判断するには
幾つかの基準があり
陽性症状をもとに行う場合や
断続的に経過観察をして
陰性症状から判断する場合がある
判断の基準としては
国際的な基準として
ICD-10 | DSM-IV-YR | ||
1 | 考想化声、考想伝播 | ・妄想、幻覚 | |
2 | 被影響体験、妄想知覚 | 陰性症状 | |
3 | 批判、対話での幻言 | 纏りのない会話 | |
4 | 奇異な妄想 | (上記の症状がすくなくとも | |
5 | 妄想と関連した幻覚 | 2つおのおの | |
6 | 滅裂、思考途絶、的外れ | 一ヶ月以上存在) | |
7 | 緊張病症候群 | ・社会的、職業的機能低下 | |
8 | 陰性症状 | ・上記の持続期間 | |
1~4の1つ | ・統合失感情障害と、 | ||
または | ・気分障害の除外 | ||
5~8の少なくとも2つ | ・物質の影響や身体疾患の除外 | ||
が1ヶ月以上 |
というのがある
また慢性的に経過し、人格水準の低下が見られる
意識障害や知的障害がない
他の身体疾患、精神疾患がない
など
これらの基準に引っかかれば
統合失調症と診断されるかもしれない
上記下症状の具体例を一個一個あげるのは
避けるが
例として
「考想伝播」「させられ思考」の患者の場合
尾行される、盗聴される
体を操られ嫌なことをやらされる
変なことを考えさせられる、考えが筒抜けになる
抜き取られる、
幻聴ではないかと質問すると
意識の中ではっきり聞こえる
と言いはっきり分からないなどと答える
「緊張型」
衝動的に物を投げつけるようになる、
表情は乏しく発語はなくときどき独り言
行動には途絶が見られ、食事をまえに置くと
突然猛然と食べ始めたりする
他にもたくさんの症例がある
周辺の人や家族にもしも
異常、や人格の変化など
少しでも
ん?あれ少し変だな、おかしい
そう感じることがあれば精神科の受診をお勧めします。
心の病はどうしても1人の力で克服できるものではないですし
専門的な知識のもとで治療していく必要があります。
さらには放置しておくと
様々な病に波及してしまうこともありますので
早期の治療をお勧めします
また行動面での社会から逸脱した行為に及ぶことも多い
一般的に、発達に問題があるとされ
発達障害などと
思われ易いですが
発達障害は幼児期、小児きに発症するもので
そこには学習、や知能の障害があります。
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