2016/05/31

なまはげの威力


ー子どもと山菜採りをしていたら
    子どもがいなくなったー

これは28日に親子で山林に山菜を採りに行っていた
その最中におきた事件だった。


発覚当初においては、、



しかし1日たって様相が変化した

警察によると
両親がしつけのために山林に置き去りにしたという

これは子どもが石を車や人に投げつけたことが原因のしつけで

悪いことをするとこうなる!
という意味で置き去りにしたのかもしれない

子どもを置いて両親は、500mほど車で走った後
父親が歩いて戻ったという
その時間にして10分もかかっていないだろう。
その後の調査で
2度車からおろしている事がわかった。
1度目は泣いて後をついてきた。車に乗せたうち
また外に出した。これが事件につながっている

2度降ろすこの判断に至るまでに何があったのかは
まだ私は知らないが

この両親は
本気で置いて帰ろうとしたわけではないことはわかる

両親が子どものしつけのために
一芝居打っているのであるが
両親が演者ならば
子どもは演技に引き込まれる観客であり

公演中の危機管理に問題があったのである。
結果的に子どもが行方不明である

私が思う良い
しつけモデルはな「なまはげ」だ

この、なまはげは
しつけの役割を第三者が行う
悪いことをするとなまはげが来る

子どもはなまはげに恐怖を感じるが
と、同時になまはげが連れ去りに来ても

側で親がしっかりと、子どもを抱きしめて守る

子どもは悪いことをしたという実感と
守ってくれる家族からの愛情の再認識と
信頼感によって、同じことはまずしなくなるだろう

私自身、
小さい頃なまはげを生で体験した事があるのですが
その時は
なまはげの本拠地秋田県の男鹿で
悪いことをするとなまはげが来る
という恐怖を植え付けられに親に連行されたのです

このなまはげが本当に恐い
親がいなければ気絶していたと思われます。。。

この時、なまはげは言いました
「手を3回叩いたらすぐ、おめだぢのどごさいぐがらな」
なまはげも訛るのかぁ
と、思えるような子どもであったらよかったのに

それ以来、親が手を叩こうとすると
全力で謝り、必死で手を押さえつけたものです。
結局、嘘でも親が3回叩くことはありませんでしたが

悪いことをするとこうなる、だけでなく
なぜ悪かったのかを親が上手く説明できれ
しつけの効率が良くなります

言わなけれわからない?
という怒り方で子どもは謝るとしても

それは親が怒っているからであって
なにが悪かったのかを考えるのは大変です


そういう環境で育ってしまうと
何かしたら怒られるから何もしない
そうなってしまうのでないか?
もしそうだとしたら
しつけが原因で子どもの才能を潰しかねない
これは避けるべき問題です。

しつけというのは
家庭でいろいろと違って良いのですが

忘れてはいけないのは
親の都合でしつけるのではなく
子どものために、しつける

これが当たり前のことであり
1番重要なことのような気がします






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