5月21日 東京小金井
シンガーソングライターの富田さんが
ストーカーの男に全身数10箇所をナイフで
刺されるという事件が起きた。事件はとても大々的に多くのメディアで報道された。
報道では、「アイドルがファンに刺される」という報道ばかりであった。
これが負の連想ゲームの発端となり
「アイドルオタク」が批判の対象になりかけている。
今までも「オタク」の犯罪が大きく報道され批判の対象になってきたことがあった
アニメオタクが世間ではバッシングを強く受けた時期もあった。
今でもその余波はあるだろう。
アニメ自体、日本の誇れる文化だというのに。
今回の事件も
「シンガーソングライターの~」ではなく「元アイドル~の」
という報道のされ方からもいかにオタクが批判対象になっているかが見て取れる
これはもはや世のオタクたちはオタクをひたすら隠しながら
生活しなくてはならないレベルであり。
実際にそういった人たちも出現している。
「オタク」=「犯罪予備軍」
という、意識が世の中で出来上がってしまっているような気がする。
何かに没頭できることは素晴らしいことだと思っているし
オタクを非難しようなんて気はさらさらないのだが。
この事件は行き過ぎた例ではないだろうか
確かに被害者は元アイドルであるし、加害者はそのファンである
ファンがストーカー化する理由としては近すぎる距離感が関係していると思っている
これは物理的なことではなくSNSという距離感である。
アイドルが遠くて憧れの存在であればまだしも
いつでも動向を知ることができる距離であれば
一人の女性としてみてしまう可能性がでてくるのだ
まだ無名のアイドルのファンは両者の距離感がとてつもなく近い
そこが両者にとってプラスであればいいが、
近すぎるがゆえの勘違いの温床になってしまってはいけない
今回の事件は
SNSの普及でファンが「いつの間にかストーカー化」と
ストーカー取締りの枠の狭さが今回の事件の本質ではないかと思う。
SNSは現代主流のツールである
このSNSがストーカー取締法の蚊帳の外であることにびっくりだ
2012年に以前にはメールも取り締まり外だったが
元交際相手の男性から大量の嫌がらせのメールか発展し
殺人事件が起きた
この事件後にメールが取り締まりの対象になっている。
今回のことでSNSも取締りの方向に動くと考えられる。
時代の流れと犯罪の種類は常に変化し
両者は常にマッチしている
だからこそSNSが一刻も早く取り締まりの対象にされるべきだと思う。
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