2016/07/01

AB物語り

A「おい〜壊れちゃったよこれぇ」
B「はぁーまじかぁ」
A「大事にしてたのにさぁ
      もー、どうしよう」



A「思いっきり行ったよ首これ」
B「何でこうなったんだよ笑」
A「いやさ〜、この人形を置く位置変えよう
      と思ってさ持ったんだけど、その時に
      床に落ちてたレゴブロック踏んでさぁ
      その、痛みでこれ話しちゃったんだよね
      痛かったわ〜、今も、、ほら見てみ
      足の裏、ほら」
B「え?なにどこ?」
A「ここだよここ!」
B「内出血してるやん!うける」
A「うけないわ」
A「それよりこれ直そうよ」
B「そうだね、どうする?」
A「瞬間接着剤持ってきて〜」
B「ほらよ」
A「サンキューでぇす」
 ナレーション
(ドバドバドバAは早く治したいがために
    多めに瞬間接着剤を塗ったのだが
    これがなかなかくっつかないのであった)
B「瞬間接着剤の原理しらないの?うける」

そう
瞬間接着剤について正しく使うために
今回は瞬間接着剤についてです

どんなにスベスベしている
ものであっても
顕微鏡で覗いてみると
表面は予想以上にデコボコしている

そのデコボコに
接着剤が入り込むと
ものと接着剤の間に
分子間力という力が働く
そして接着剤を介して
もの同士が引き合うのだ

また固まると
そのデコボコに接着剤が
引っかかり離れ難くなるように
できているのだ。

瞬間接着剤も同じ原理であるが
瞬間というくらい
固まる速度が速い

瞬間接着剤の主成分
アノアクリレートは
水分と接触すると
一瞬にして固まる性質がある

自然界の物質のほとんどは
表面に水分があるために
くっつけることができるのだ

しかし、くっつかねーじゃねーか
という時
瞬間接着剤、出しすぎていませんか?
説明を見たあなたならなぜか
わかりますよね?
そうです
水分で固まるのに
出しすぎて水分と触れ合う部分が
少なくなり固まりにくくなるのです

どうですか
わかりましたか?
瞬間接着剤のくっつく理由

それではまた会いましょう
Bでした。

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