2016/07/06

東大生わいせつから見る自尊心

東大生がわいせつ目的で
合コンを開いていた事件

高学歴が犯罪を犯すのは
ニュースに取り上げられ易く



高学歴の人がそういう問題を
起こしやすいというように私たちの目に
うつってしまうのだが

実際は高学歴だから
多いわけではないのだが

心の観点から考えると
割合的には染まり易くなりやすいと
考えることもできるのだ
高学歴に限らず、社会的に地位のある
人にも当てはまることなのだが

そこには自尊心の低下という問題が
あります。
自尊心の低下はほとんどの心理的な
問題につながることです。

例えばニュースでよく見る
教師が未成年に対して犯罪を犯したり
警察官の暴力
さらに
政治家の献金問題など

他人から見れば
立派な人たちなのですが
そう思われるほど
かかるプレッシャーは大きいのです

尊敬されているという感情を少なからず持ち易いのです

結果的に社会的地位が高い人は
自尊心も高い人が多いのですが
その分周囲からのプレッシャーも
大きくかかってきます
また高学歴者の集団で
のうまくいかないストレスに
うまく対応できないと
押しつぶされ易いのです
そうなると自分は価値の無い人間と思い始めたり
自分の立場の弱い人間への
差別や侮辱が始まり
やすくなります。

また自分の行動を正当化することで
自尊心の回復を図ることもあり
これは
もし犯罪がそれだとしたら
罪の意識が薄いまま行為に走ってしまいます

以上のほかにも
要因はいろいろあるのですが

知っていてほしいのは
ストレスは誰にでもかかるものであるということ
犯罪を犯す人が自分とはかけ離れた
考え方の持ち主と思うのではなく


ちょっとした人間関係や状況の変化に
対する受け止め方や、
ストレスの処理の仕方の差に過ぎないのです

ストレスとはそれほどに怖いものなのです

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