2016/07/04

マジカルナンバー7

あなたは今まで何回いや何百回

自分の名前の記入を
または住所の記入を求められてきましたか



これはあなたがあなた自身の
記憶が無ければ出来ない行為ですよね

さっき覚えようとして
暗記したことが、あれ?
もう忘れてしまった

テスト前の最後のあがきも
この前あれ食べたから今日は
これを食べよう
そういえば。あれを食べるならあそこが良い
等等。。。

全て記憶なんです

今回はその記憶とは何か、また記憶の中でも
最初の段階の短期記憶について
紹介します

記憶とは
過去の経験を保持して再現しそして利用する
といった機能のことを言います







そして記憶には忘却という
なんともうれしくないような、機能もあるが
また次回にするとして
記憶は覚えたときと同じような類似した環境下では
思い出し易くなるという実験もありますこれも
そのうち書きます

今日は短期記憶についてです
はじめに視覚や聴覚などから得た記憶
をそのまま貯蔵します(感覚登録器)
視覚(アイコニック記憶)からは約0.5秒、
聴覚(エコーイック記憶)は約2秒間保持されます

その間、反復での想起がなければ
もちろん忘れます。
記憶されるものは、注意を向けたものわずかな
情報のみになります
それらがさらに長時間保持できる
短期記憶というものになるのです
ただし短期記憶にも情報量というものがあり

大体
7±2チャンク(情報のまとまり)であるのです
(魔法の数字7という)

「NIPPON-TOKYOTO」

とアルファベット13個が並んでいる場合
それぞれの単語を一個ずつ覚えるよりも

「日本」「東京都」

という二つのまとまりにする(チャンキング)
ことでより多くの情報を保持し易くなります
このまとまりが7個前後であればある程度
記憶に留まるのです














また短期記憶には
保持期間も有ります
そこで我々は情報の反復(リハーサル)
をすることでその情報を
長期記憶へと移動させていくのです。

何か覚えるものが少し多いときには
チャンキングをしてみるのもいいかもしれません




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